旅の終わりにオナガ選挙事務所を訪ねた
11月11日の朝、羽田を発ち、那覇市に3泊の旅行となった。夫は、今年の夏に引き続き、2回目だが、私には初めての沖縄であった。16日が投票日だから、沖縄県知事選、那覇市長選の最終盤に居合わせたことになる。知事選の行方がいつも気になる旅だったが、地元メディアの報道や両陣営の選挙活動を垣間見て、オナガ優勢は肌で感じる4日間ではあった。「私は保守の政治家です。沖縄の保守です」というのが、第一声らしかった。
那覇を発つ日の朝、ホテルからも遠くはない那覇市役所近くのオナガ選挙事務所を訪ねた。昨晩、夫は、選挙事務所へ電話をして、何か手伝えることはないかと尋ねたところ「9時にいらしてくれれば、単純な仕事で申し訳ないが」とのこと、9時前に事務所に入ると、与えられた仕事は、集会などですでに利用済みのハチマキを、結び目をほどき、手で延ばし、100枚の束にすることだった。すでに何人かの人たちが黙々とその作業を始めていた。シンボルカラーの緑色のハチマキがぎっしり詰まったビニール袋が幾つもころがっていた。これは大変!たしかに。夫と向かい合って、ひたすらその作業を進めた。そのときは気づかなかったが、翌日、二の腕が痛くなるほどだったのである。ともかく5束、500枚は箱に収めただろうか。なかなか出入りの激しい、皆さん忙しそうな事務所だった。途中、北海道のどこかの町議だという人も現れて、事務所の写真を撮らせて下さい、事務所を背景に私も写してくれますか」と運動員に依頼していた。私も便乗して撮った写真である。あっという間の2時間だったが、明日夕方5時からの最後の集会にこのハチマキが利用されるといい、そのとき配布するビラも山積みされていた。金秀グループの「ハイサイさんぴん茶(ジャスミン茶)」とおにぎりをいただき、事務所を後にした。僅差ではなく、圧倒的な勝利をと願うばかりだった。
行く先々で、修学旅行生に遇うことが多かった。私にとっては、まさに遅すぎた「修学旅行」であったかもしれない。さかのぼって報告してゆきたいと思う。
少し奥を覗いてみると
このあと、間に合っただろうか
オナガ事務所2014年11月14日朝、この並びの2・3軒右に那覇市長候補の城間幹子氏
の選挙事務所があった